平成26年3月29日、ステラマリスルームにおいて幹事総会が行われました。67学年中、40学年の代表が出席、21学年の委任状が提出されました。
運営報告では会則改定案が審議され、3分の2以上の賛成を得て承認されました。会則はステラマリス誌と共に会員の皆様に郵送されます。
会計より平成25年度決算報告があり、会計監査より3月10日に無事監査を終えたことが報告されました。続いて平成26年度予算が審議され、承認を得ました。
今年度よりステラマリスルームの利用が開始されます。お部屋の申込み方法、講演会・講習会の参加申込み方法は、ホームページでご覧になれます。ステラマリス誌においても掲載しておりますのでご確認下さい。会員の皆様には、規約をお守り頂き、有効に利用頂ければ幸いです。
また、幹事総会終了後、Sr.大西による講演会が行われました。
Sr.大西のお話の動画を載せております。上記タイトルをクリックして下さい。
※ 動画には認証が掛かっております。
(アルファベットで記入して下さい)
ユーザー名:同窓会名 ○○○○○○○○○○○会
パスワード:校歌1番の最後
♪ とわのおとめ ○○○○○○○○(ローマ字で)
<シスター大西のお話の内容>
“苦しいときの心の持ち方”という演題でお話いただきました。東日本大震災で被災された医師の山浦玄嗣先生の著書”「なぜ」と問わない-3.11後を生きる-”(出版:日本基督教団出版局)をご紹介下さいました。お母様が信者ということで、ギリシャ語で聖書を読み気仙沼語訳の聖書を作られ、話題になられたそうです。
気仙沼に住んでおられ大震災では津波に遭いました。逃げようとしていたその時に奥様が着替えに手間取り、その結果たまたま2階に駆け上がり、津波で流されずにすみました。著書の中で、人間は皆十字架を背負っている。まずこの世に生まれる時、赤ちゃんはお母さんのお腹の中ではとても穏やかにいますが、生まれる時には、実は死の恐怖を味わっている、つまりへその緒からの酸素が来なくなり、産声というのは生きるために必死に呼吸をして発せられる声なのです。人は苦しいことがあると、すぐに「どうして?」と聞きますが、山浦先生も気仙沼の方も、大震災の後、なぜと問いませんでした。なぜなら、神により全ての物は造られ、この世の物は神様のお道具であり、「主は神、従は私たち」であるので、私たちは、「あれしろこれしろ」という立場の者で無いのです。だから大震災に遭っても「なぜ神様はこんな酷いことを・・・」と問うことはしない、なぜなら十字架がもっと大きく見えるから・・・。山浦先生のギリシャ語の聖書の気仙沼語訳で”祈り”について、広辞苑の載っているような意味はどれも当てはまらないことがわかった、と言われています。つまり”祈り”とは①神様のことばを聴くこと②それぞれの器に従ってどうやったら、神に喜ばれるか、私に何をお望みですか?と問うこと③神との対話であり、私たちは出来事の中に神様のみことばを探し続け、それに従って実行に移していくことが大切である、と言われています。
シスターご自身は、学生時代に聖堂に座り何時間でも神と向き合うような祈りをされていたそうです。今でもこのような祈りをされていて、とても時間のかかる祈りですが、とても心が落ち着きますと言われています。十字架を感じた時に、5分でも時間を取って、心の中を空っぽにして神の前に座り、「神様、私に何をお望みですか?」と問いかけてみて下さい。十字架は何かを私たちに教えて下さるのだと切り替えて考えることができれば、乗り越えることができるでしょう。また、一人で抱え込まず、人と分かち合って下さい。キリストも十字架を背負って歩き倒れた時にはシモンに助けられました。辛い時、人を頼って下さい。校長だった時には卒業式の式辞で必ず皆さんに伝えていたことがあります。「便りが無いのは無事な証拠。八方塞がりでどうしようもない時には、どうぞ海星に帰ってきてください。」
シスターご自身は、学生時代に聖堂に座り何時間でも神と向き合うような祈りをされていたそうです。今でもこのような祈りをされていて、とても時間のかかる祈りですが、とても心が落ち着きますと言われています。十字架を感じた時に、5分でも時間を取って、心の中を空っぽにして神の前に座り、「神様、私に何をお望みですか?」と問いかけてみて下さい。十字架は何かを私たちに教えて下さるのだと切り替えて考えることができれば、乗り越えることができるでしょう。また、一人で抱え込まず、人と分かち合って下さい。キリストも十字架を背負って歩き倒れた時にはシモンに助けられました。辛い時、人を頼って下さい。校長だった時には卒業式の式辞で必ず皆さんに伝えていたことがあります。「便りが無いのは無事な証拠。八方塞がりでどうしようもない時には、どうぞ海星に帰ってきてください。」
また、卒業生のS54の宮本雅代さんの著書も紹介下さいました。”「住めば都の不自由なしあわせ」-沈黙から生まれる豊かな対話の中で-”(出版:いのちのことば社)この方は結婚10年目でご主人がALSになられ、大変な生活の中にも明るく前向きに生きる姿が描かれています。