3月23日、ステラマリスルームにおいて学年幹事総会が開催されました。
27学年が出席、4学年が辞退(連絡係へ)、棄権数0、他は委任状が届いており、72学年中68学年の承認により、会則に則り、2019年度学年幹事総会が成立いたしました。
例年、1年間のステラマリス会活動の運営報告から始まりますが、今年任期満了で会長職を退かれる時田郁江現会長が、推し進められた改革を含めた3年間の軌跡を、会長自らの言葉で振り返らせていただく報告となりました。
続いて、会計、書記、広報各部からの報告を受け、予算案承認などを代表幹事の皆様より頂きました。
常任顧問である糸井校長先生、顧問の小村様、阪本様、東京、名古屋の各支部長よりご挨拶を頂いたあと、今年は元会長の村上様より、海の星基金についてその成り立ちよりご説明を賜りました。
それは、阪神淡路大震災という未曾有な震災に見舞われ、溶けるように湾曲した高速道路や寸断された線路など交通網が閉ざされるなか、運動場に全国各地からの自衛隊のトラックが駐屯している様子を間近で見られたり、一時は学校より生徒たちの生活場所まで卒業生に求められたことを受け、ステラマリス会として何かできることはないかと、役員の方々と話し合いを重ねられたことから始められました。そして、当時会長をされていた村上元会長が役所に奔走くださり、役員、会員の皆様の思いを形にしたものが、ステラマリス基金となったことを、その当時の生々しい様子とともにお伝えくださいました。
このような発足当時の尊いお気持ちを忘れることなく、これからも会員の皆様のお心を、国内だけでなく海外の立場の弱い「小さな人々」のためにお働きになられている、シスター方や、被災されご苦労されている修道院、そして現役には奨学金として届けて参ります。
ステラマリス会は、今年度より稲葉和美新会長(S56年卒)、平成6年卒の新役員を迎え、時代、学年の壁を越え、同窓という繋がりがあることに感謝しつつ、これからも、会の発展に役員一同尽力して参ります。
会員の皆様のご理解とご協力を今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。