神は私を緑のまきばに伏させ、憩いの水辺に伴われる。
神は私を生き返らせ、慈しみによって正しい道に導かれる。
神の恵みと慈しみに、生涯伴われ、私はとこしえに、神の家に生きる。
11月はキリスト教では、ご帰天された方々を偲び、後の世にあっても安らかに憩い、永遠の命に招かれるようにと祈る月です。
11月16日、大学青谷会と合同で、学院の聖堂に於きまして、本年度の追悼ミサを執り行いました。
そのあと、大学食堂をお借りして茶話会も開き、ご帰天された方々を偲びながら同窓の思い出と親交を深める時間を共有していただきました。
今年は、長年にわたり学院で教鞭をとられ、たくさんの方々がお世話になった先生方も複数ご帰天されたこともあり、例年よりも多い参列者となりました。
神父様はお話の中で、親しい方が亡くなるということから私たちは学ばせていただいている。この世に遺された方々が神様に繋がっていることによって、神様のお傍にいかれた方々が、生き続けているのだということを思い出させてくださっているとお教えくださいました。
寒さが一段と身にしみる季節をお迎えになる方々もいらっしゃいますでしょう。けれど、今日の、神父様を通してお導きくださった神様からのお言葉を思い出していただけると、お心に希望の小さな灯火が灯るのではないでしょうか。