平成24年3月31日、ステラマリス会幹事総会が行われました。
36学年のご出席と24学年の委任状をいただき無事終了いたしました。
その後、第一回目となる海の星基金による講演会が行われ、森田校長先生による貴重なお話を聞かせていただきました。
お話の中で、海星が時代の流れに合わせながらも、その建学の精神は失うことなく守られていることのお話がありました。
この建学の精神を大切にすること、海星としての特色を出すということ、そして学力保証という3点に基づき、現在教育を行っているそうです。
建学の精神である ”真理と愛に生きる” については、Sr.林から聞かれたお話を伺いました。
“愛において真理を” という意味で、その人を本当に愛することによってしか見えない 真実の姿を見、受け入れることだそうです。
次に、海星の特色として女子校であることが挙げられますが、次々と私学が共学化される中、何故今の時代に女子校なのかについて伺いました。女子しかいないことで、共学なら男子に頼ってしまう事でも、自分たちで考え行動することができる環境にあることで、何事にも積極的に取り組み、またリーダーシップを取れる女性となれるという利点があります。
また、今回、修学旅行で初めてフランスに行きましたが、決して贅沢な旅行ではなく、殉礼者が宿泊するような施設を利用し、お食事も地元の質素ながらも美味しいお食事をいただき、普段の旅行では体験できない、精神的にも充実した旅行だったそうです。
このように、変えるべきところは変え、守るべきところは守り,海星の教育を行っておられるそうです。